2003年12月25日

「もんじゅを廃炉に! 12.7全国集会」開かれる

全国各地から700名、全国一般から160名が参加


★「もんじゅ運転再開反対!」を訴え、全国一般から9地本、160名が参加
 「もんじゅの運転再開反対!」「原発・核開発反対!」「アメリカのイラク占領反対」「自衛隊のイラク派兵を許さないぞ!」を訴え、『もんじゅ廃炉に!12.7全国集会』が福井県敦賀市で開催された。
 集会には、労働団体、市民グループ、学生と全国から700名が結集をした。全国一般からは、中央本部、新潟・長野・富山・石川・福井・滋賀・大阪・兵庫・奈良の9地方本部から昨年を上回る160名が参加をした。
 全国集会は、白木海岸での抗議集会にはじまり、その後「もんじゅ」ゲートまでのデモ行進、午後からの屋内集会と敦賀駅前までのデモ行進という一日行動で取り組まれた。
★白木海岸での抗議集会(AM10:50〜)
 抗議集会では、主催者から「高裁判決は安全審査に重大な違法性があるとしている。国は判決内容を批判するだけで、指摘された問題点をクリアしようとしていない」との訴えがされた。
 全体の抗議集会の中で全国一般からは高原副委員長が組織を代表して、「もんじゅ運転再開反対、全ての原発・核開発に反対をする。また自衛隊のイラク出兵とイラク占領に反対をする。その闘いの先頭に立って全国一般は頑張っていく」と訴え、決意表明をおこなった。
★「もんじゅ」施設責任者の開き直る態度に怒り爆発!
 白木海岸での抗議集会を終えた後、そこから「もんじゅ」施設まで参加者全員でデモ行進をおこなった。
 ゲート前に到着後、原水爆禁止国民会議の福山事務局長から「もんじゅ」施設の責任者に対し、運転再開をやめるよう抗議文をもって回答を求めた。
 対する施設側からの回答は、「要請文は受け取るが運転再開は進めていく」との開き直った態度。これには参加者全員が怒り爆発し、「運転再開をやめろ」との大きな声で抗議の訴えをした。
 全国一般は、この場でも独自に抗議集会を持ち、運転再開反対を強く訴えた。
★全国一般独自集会を開き、意思統一を深める!(PM1:10〜)
 昼食休憩を使いながら、ここでも全国一般の独自集会を取り組んだ。
 畑中中執の司会のもとに、参加した各地本からそれぞれ決意表明をもらい、「もんじゅ運転再開反対、イラク派兵反対で共にがんばろう!」との意思統一を深め合った。
 また、石川地本や富山地本では、行き帰りのバスの中で、お互いの自己紹介、「もんじゅ」の学習、参加しての感想などを述べ合い、学習と交流を深め合う努力もされた。
★もんじゅ廃炉へ全国集会とデモ行進(PM1:30〜)
 敦賀市勤労福祉センターでおこなわれた全国集会は、もんじゅ訴訟弁護団の吉村弁護士から裁判をめぐる状況について講演がされた。また、「もんじゅ−明かされた真実」と題する新作で発売前のビデオをハイライトシーンだけでとはいえ一足先に鑑賞することとなった。
 集会後には、敦賀市内をまわり敦賀駅までデモ行進をおこなった。最後は現地福井地本の坪田委員長代行の音頭で団結ガンバロー三唱し、運動の前進に向けて奮闘を誓い合った。
もんじゅとは?
 動力炉・核燃料開発事業団が1985年敦賀市で着工し、94年4月、核分裂が連続する臨海を達成する。最大出力28万kw。
 発電しながら、消費した燃料以上の燃料を生み出すことが可能な高速増殖炉で、実用化に向けた研究段階の原型炉。95年に試験送電を開始し、同年にはナトリウム漏れ事故を起こした。
 もんじゅのプルトニウムは、それだけで核兵器の原料になると言われるほど純度が高い。朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)の「核開発」が槍玉にあげられているが、日本は国際的にはトップクラスのプルトニウム保有大国。
 2003年1月、もんじゅに対し、「国の原子炉設置許可を無効」とする高裁からの控訴審判決が出されてきた。しかし、文部科学省と経済産業省は、それに対し、「高裁判決は非論理的、非科学的」と言い、「もんじゅ」の必要性を強調し、判決内容を批判した。
写真1:抗議集会に参加する全国一般の仲間たち

写真2:抗議集会で訴える高原副委員長
     遠くに見えるのが「もんじゅ」施設
写真3:ゲート前にて、「もんじゅ」運転再開反対を訴え、
     要請文を手渡す
写真4:全国一般単独での運転再開反対に抗議

写真5:敦賀市内をまわり、駅までのデモ行進
写真6:行き帰りのバスで学習・交流する石川地本参加者