全 国 一 般 労 働 組 合
中央執行委員長 浦 俊治

新年のメッセージ



 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は激動の中に明け暮れ、リストラ、倒産の冷たい風が吹き荒れるとともに、深刻化するテロ問題、イラクへの核査察など暮らしと平和の危機が一段と深まった一年でした。
 世界的にはアメリカ主導による力の政治・戦争と経済グローバリゼーションによる差別と貧困、地域紛争や環境破壊が世界中で拡大しています。国内的には、デフレと競争至上主義が進み、失業者の増大、そして、企業にとって使い勝手のいいパートや派遣労働者といった非正規雇用労働者が多く作り出され、職場での労働者の無権利化が進行しています。中小企業においては、金融機関による貸しはがし(債権回収)、融資条件の引き上げ、親企業からの下請け単価の引き下げ、製品価格の下落によって経営環境は一段ときびしさを増しています。
 このような時だからこそ労働組合の社会的な役割りは高まっています。多様化する雇用形態のもとで組織されていない仲間の組織化、企業別労組ではなく、企業の枠と雇用形態を越えて地域に団結する労働組合としての全国一般の役割りは大きくなっています。しかしながら、現在の労働組合の組織率は20.2%と昨年よりも41万人も減少するなど低下に歯止めがかかっていない現状にもあります。
 全国一般として、組合員一人ひとりが組織化の担い手として組織拡大に力を注ぐとともに、反失業のたたかい、2003春闘のたたかい、さらには平和と民主主義を守るたたかいに全力をあげよう。
 職場、地域に働く労働者とかたく、強く手を携えながら、われわれの目指すべき道に向かい元気に歩んでいこう。