2007年12月21日

08春闘中央討論集会開催



 12月16〜17日、横浜・ワークピアにおいて自治労全国一般評議会08春闘中央討論集会を開催し、全国から約90名が参加した。集会は、阪本副議長を座長にすすめられ、活発な討論となった。

 労働契約法が今国会で可決、成立した。これは経営者(就業規則)によって労働条件を一方的に切り下げることができる規定もあり、これにより労働者の権利が引き下げられていくことが容認されかねない。
 また、政府は海上自衛隊の給油活動を再開する「新テロ対策特別措置法案」を今国会で成立させる方針を確認しており、実質的に憲法9条が改悪されることになる中で、私たち労働者の暮らしはどんどん危険にさらされていく。今こそ、労働組合に結集する仲間が団結し、声をあげていくことが重要となっている中での集会開催となった。


 主催者あいさつで高原副議長は、福岡大和倉庫分会、石川中央自校分会の闘争報告をするとともに、労働組合の重要性を訴え、自治労との統合についても09年1月1日の完全統合にむけ全力を尽くすと述べた。続いて自治労・軍司組織局長は「地域給の導入にともなって、今までの国準拠、県準拠がくずされ、地域運動が重要になっている。共に、自治労として地域でどう闘いをしていくのか、統合意義を発揮できる春闘の再構築を目指していく」と挨拶をした。
 また、自治労公共民間評議会・宮島議長は、自治体においての競争入札や、福祉の職場、公共サービスの職場で働く仲間の現状をふまえ、「本当に労働組合の存在意義が問われている」と話し、全国一般に結集する仲間とともに、運動を広げ活発に取り組みたいと、決意を述べた。
 集会は、亀崎事務局長から08春闘方針草案が提案され、続いて、三木副議長から08春闘調査の中間報告がされた。各参加者からは、労働法制、平和問題、自治労との共同行動の問題など、活発な意見がだされた。
福岡大和倉庫分会報告

◆わたしたちの闘いだけど私たちだけの闘いではない◆

 2 日目は、石川地本・中央自校分会の闘いのDVDを上映し、長井副分会長からこれまでの闘争報告がされた後、組合員の湊さんは「今、こうして報告をしていても、私の意識は常に職場にむいています。仲間たちは今、どうしているだろうか。また攻撃にあっているのではないか。と心配でなりません。この闘いは、諦めないことが負けないことだと思っています。みなさんに“よかったね”と言って納得してもらえるように決して諦めず闘います」と決意表明があった。
 争議組合報告は中央自校の闘いとともに、会社解散・全員解雇と闘う福岡地本・福岡大和倉庫闘争、組織攻撃と闘う長崎地本・光仁会闘争の報告がされ全体の拍手で報告を確認した。



会場にはりだして報告:石川中央自校闘争

自治労公共民間評議会・宮島議長
「ともに運動を広げよう」

 続いて、富山地方本部、大阪地方本部、徳島地方本部からそれぞれに、組織強化・拡大の取り組み報告がされた後、2009年完全統合に向けて、亀崎事務局長からこれまでの経過、県連絡会の設置状況、今後の課題整理について提案がされた。それを受け、各地本参加者から、調整すべき具体的な課題や、問題点について質問がされた。自治労との完全統合にむけ、合同労組運動の前進、中小労働運動の灯を消さない地域運動強化をめざし、目前の具体論だけに視野を狭めることなく、共に闘える仲間、運動の拡大を目指そうと意思統一をし、集会を終えた。