2007年12月14日

「もんじゅ」運転再開を阻止しよう!!
2007もんじゅを廃炉へ!全国集会



 12月8日福井県福井市内において「もんじゅを廃炉へ!全国集会」が開催された。
 1995年12月8日、高速増殖炉「もんじゅ」がナトリウム漏れ火災事故を起し、運転を停止してから、12年が過ぎた。政府・原子力機構は、2008年10月の「もんじゅ」運転再開を目指しプラントの確認試験を行っている。

◆運転再開に反対◆
 12年間という長期に渡って運転を停止していた高速増殖炉を動かすことは、世界にも前例はない。長年、配管を循環し続けたナトリウムや不純物の腐食、機器の劣化などにより、運転を再開すれば不慮の事故をおこす可能性がより高まっている。「もんじゅ」は、普通の原発で使用しているウランよりもはるかに毒性の強いプルトニウムを燃料として使用しており、そのプルトニウムは1グラムで440万人を死に至らしめると言われている。放射線の毒性が半減するのに2万4千年、その害は半永久的になくならない。さらに核兵器の材料にもなるプルトニウムを、「もんじゅ」は1.2トンも使用されている。「もんじゅ」の配管は薄く、長く蛇行していることから地震が起こった場合、簡単に破断する恐れがあり極めて危険性が高く、被害は想像を絶する。事故が起きなくても、運転を再開することにより、一日で原発一基一年分の放射能を海や空に出すことになり、放射能汚染が広がる。
 このように、住民の命、子どもたちの未来を危険にさらす一方で、政府は「もんじゅ」の開発に8000億円を投じてお

廃炉にするまでたたかうぞ!
【全国一般独自集会】

運転再開反対!雨の中のデモ行進
り、2008年度予算は191億円を計上。原子力関係の全体額は、2895億円で、本年度より8.7%増の税金を、危険な高速増殖炉開発のために使うことになる。軍事費などの国益のために財政を使い、そのツケを労働者や社会的弱者に押し付けている。そんな「もんじゅ」の運転再開、核燃料サイクルの開発を許してはおけない。

◆メイン会場前で独自集会◆
 全国集会には労働組合や市民団体ら全国から約1500名、うち、全国一般からは福井、石川、富山、新潟、長野、大阪、滋賀、奈良、京都、岐阜、大分の11地本から、152名が参加した。今年は、福井市・フェニックスプラザで全体集会を開き、その後福井市内を福井県庁にむけデモ行進。運転再開の中止を訴えた。
 屋内での全体集会開始前に、全国一般の参加者が集まり独自集会を開いた。各地本の代表者らからそれぞれに決意表明がされ、「もんじゅの運転再開を阻止し、廃炉にするまでともに闘おう」と一層の団結と連帯を深めた。