2006年12月14日

許しません!おんぼろ「もんじゅ」の運転再開
2006もんじゅを廃炉へ!全国集会



 12月8日、福井県敦賀市において「もんじゅを廃炉へ!全国集会」が開催され、全国から約850名が参加した。
 1995年12月8日、高速増殖炉「もんじゅ」がナトリウム漏れ火災事故を起し、運転を停止してから、11年が過ぎた。政府・原子力機構は、「もんじゅ」の運転再開のために、改造工事を進めており来年1月には工事を終え、2008年5月の運転再開を目指している。

◆運転再開に反対◆
 11年間に渡って運転を停止していた高速増殖炉を動かすことは、世界にも前例はない。改造工事では、ナトリウム漏洩対策などの工事は行われても、炉心暴走が起こりやすい根本的な欠陥については、改善されるわけではなく、さらに長年、配管を循環し続けたナトリウムや不純物の腐食、機器の劣化などにより、運転を再開すれば不慮の事故をおこす可能性がより高まっている。「もんじゅ」は、普通の原発で使用しているウランよりもはるかに毒性の強いプルトニウムを燃料として使用しており、プルトニウムは1グラムで440

白木海岸に集まった全国の仲間

もんじゅゲート前抗議行動

万人を死に至らしめると言われている。放射線の毒性が半減するのに2万4千年、その害は半永久的になくならない。さらに核兵器の材料にもなるプルトニウムを、「もんじゅ」は1.2トンも使用されている。「もんじゅ」の配管は薄く、長く蛇行していることから地震が起こった場合、簡単に破断する恐れがある。このように、住民の命を危険にさらす一方で、政府は「もんじゅ」の開発にすでに8000億円を投じており、今後さらに経費がかさむことを考えれば1兆円以上の税金を、危険な高速増殖炉開発のために使うことになる。軍事費などの国益のために財政を使い、そのツケを労働者や社会的弱者に押し付けている。そんな「もんじゅ」の運転再開、核燃料サイクルの開発を許してはおけない。

白木海岸での全体集会
     もんじゅゲート前抗議行動
 全国集会には労働組合や市民団体ら全国から約850名が集まり、うち全国一般からは、福井、石川、富山、新潟、長野、大阪、兵庫、滋賀、奈良、岐阜、大分の11地本、約200名が参加した。白木海岸での全体集会では浦議長が、連帯の挨拶で「もんじゅを廃炉にするまで闘う」と述べ、敦賀での行動の意義を訴えた。続いて、もんじゅゲート前での抗議行動をし、午後には敦賀市内に戻り、プラザ万象で屋内集会が開かれた。集会後、会場から敦賀駅までデモ行進をし「もんじゅ廃炉」を訴えた。その後、全国一般としての独自集会を開催。各地本の代表者らから、この運動をさらに広げ、一層の団結と連帯を深めていこうと、それぞれに決意表明がされ意思統一を行った。

廃炉を訴えデモ行進