2005年9月2日

全国一般第59回定期大会

自治労との組織統合を決定し、全国一般・中小労働運動の継承・前進を全体で確認


  ★大会に参加する代議員、傍聴者のみなさん

 8月27〜28日にかけて、東京・池之端文化センターで「産別統合を成功させ、全国一般・中小労働運動を 継承・前進させよう」をスローガンにして、第59回定期全国大会を開催した。
 全国から多くの代議員、傍聴者、来賓の方々が参加し、活発な発言を経て4つの議案すべてを可決。 そのなかで、自治労との組織統合(案)は、圧倒的多数で承認された。これにより、全国一般は 2006年1月1日をもって自治労と統合。全国一般運動・中小労働運動を継承する全国一般評議会を設置して、 今後も中小運動の前進に向け奮闘していくことを確認。
 また、大会では「勤労者と弱者いじめの増税反対、総選挙勝利にむけた決議」 「憲法改悪に反対し、平和と民主主義を守り拡充する決議」 「厚生労働省研究会中間報告にもとづく労働契約法制とホワイトカラー・イグゼプションに反対する決議」 「争議組合を支援強化し、組織強化拡大を勝ち取る決議」と、福岡地本提案の 「福岡大和倉庫雇用確保闘争への支援決議」の計5つの決議、大会宣言を採択。

  ★大会議長あいさつ
 大会は、議長に関西ブロックから兵庫地本の梶原代議員、 中国ブロックから広島地本の佐藤代議員の両名を選出。 議長就任にあたり一言あいさつをし、議事が進行。


  ★委員長あいさつ

 中央執行委員会を代表して浦委員長から「全国一般運動・中小運動の再生を図る自治労との 組織統合を成功させよう。そして、春闘・一時金闘争や雇用と生活を守る闘いを前進させると ともに、未組織の組織化と反戦平和を守る闘いに全力をあげよう」とあいさつがされた。

  ★来賓あいさつ
 大会にはお忙しい中を連合・草野事務局長、自治労・岡部委員長、社会民主党・福島党首、 民主党・池口労働局長、推薦議員・渕上参議院議員をはじめ多くの来賓の方々がお越しになり、 激励と連帯のあいさつをいただいた。また大会には多くのメッセージが寄せられた。

 連合草野事務局長は、「小泉政権の市場経済万能主義のもとで、格差が拡大し、200万円以下 の所得層が18%、先進国のなかで日本は3番目に貧困層が多くなっている。総選挙に勝利して 政権交代しよう」とあいさつがされた。


来賓@ 連合 草野 忠義 事務局長


来賓A 自治労 岡部謙治 委員長

 自治労岡部委員長からは、過日の自治労大会について報告がされ、圧倒的賛成多数を もって組織統合の議案を採択してきたことが紹介。 「来年1月1日の統合を迎え、力を合わせて運動に取り組んでいこう」との訴えがされた。

来賓B 社会民主党 福島みずほ 党首

 社民党福島党首からは、「小さくても憲法9条と平和と民主主義を守るのは社民党だけ。 総選挙では、勝ち組政治に一票か社民党に一票か、命を切り捨てる政治に一票か。 誰もが安心して暮らせる社会をつくろう」と訴えがされた。


来賓C 民主党 池口修次労働局長

 民主党池口労働局長は、小泉政治を厳しく批判しながら、「今度の選挙は郵政だけでなく 課題は山積している。少子化対策優先して希望持てる社会を。総選挙でのご支援を」 とあいさつがされた。

来賓D 推薦議員 渕上貞雄 参議院議員

 推薦議員団の社民党・渕上議員からは、「働くものの使い捨ての政策の政治、 不安な社会を今度の総選挙で清算していく。組織内の今川さんを再び国会へ」 と選挙での支援の訴えがされた。


来賓E 全労済 鷲尾悦也理事長

 全労済鷲尾理事長からは、「連帯と団結を力に弱い者の立場に立ってこれからも 公助のシステムの再構築」をとあいさつがされた。

来賓F 全国労金協会 横山 豪常務理事

 全国労金協会の横山常務理事からは、「450ヵ所の地域で生活応援相談会を おこなう。全国一般も地域で共に頑張りましょう」と連帯のあいさつがされた。

< 活 発 な 討 論 >
争議報告、春闘、組織強化・拡大、組織統合、平和運動、 青年部運動、職場の闘いの報告など、多くの代議員から発言!
  ★争議報告、議案に対する討論
 二日目には、争議報告として4地本から5名の発言がされた。不当な解雇に対しての長期の闘い、 組合つぶしや春闘未解決のなかでの一方的な賃金支給や就業規則の不利益変更といった会社からの 「何でもありの攻撃」が出されてくるなど大変な職場の実態が報告された。それに対して、 粘り強く闘いつづけるなかで困難を克服し、職場の闘いを基礎に地労委や裁判闘争で勝利を 勝ち取ってきた報告がされた。
 こうした争議・闘いにおいては、大衆的な取り組みや労働組合の団結した力が何よりも必要である。 「自分を支えてくれた仲間がいたからここまでこれた」と言われるように多くの仲間の支援と連帯が あって中小の闘いは支えられていることがあらためて確認できた。
 また、議案に対する討論については、青年・女性部の活動や中小春闘の取組み、組織強化・ 拡大の報告、平和と民主主義の取り組みなど、多くの代議員から活発な発言がされた。
(発言議事録については、次回の報告)

  ★本部答弁をする田島書記長★

 討論では、21名の代議員から様々な発言が出され、本部答弁をしながら、 議案はすべて可決し、大会は成功裡に終了した。


大会宣言および各決議は下記をクリックしてご覧ください。
1.大会宣言 4.厚生労働省研究会中間報告にもとづく労働契約法制と
  ホワイトカラー・イグゼンプションに反対する決議
2.勤労者と弱者いじめの増税反対、総選挙勝利にむけた決議 5.争議組合を支援強化し、組織強化拡大を勝ち取る決議
3.憲法改悪に反対し、平和と民主主義を守り拡充する決議 6.福岡大和倉庫雇用確保闘争への支援決議